７月末ごろから全国各地で第５波とよばれ、変異したデルタ株が災害級の猛威を振るっている新柄コロナウィルス感染症。１年半余り「万が一」に備えながら運営をしてまいりましたが、この度「ウェルライフガーデン北野」にて関係者の感染が発覚しました。

はず初めに、今回の状況と致しまして8月19日に職員１名が陽性、20日の関係者全員のPCR検査におきまして入居者様1名の感染発覚となりましたが、ワクチン接種の効果もあってか、幸い大事には至らずにお二方とも無事に回復され、9月10日には全体の健康観察期間も終了いたしました。

ウェルライフは高齢者の皆様の集団生活の場ですので館内での更なる蔓延を防止するために全職員一丸となって消毒や接触感染防止の防護具着用と着脱を念入りに行いました。感染が始まってからのこの１年半の間、万が一の場合のシミュレーションや備品も用意していたこともあり各職員とも冷静に対応できたものと感じます。

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期間中はご入居者様、ご家族様には大変ご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。なお、過度なご不安を回避するために、保健所とも協議の上、国の基準に照らし、クラスターにならなかったために感染者のご家族様以外へはあらためてのご連絡を控えさせていただきました。

今般のコロナウィルスの感染はどこでも起こりうるものですし、入居者様ならびに職員の殆ど全てがワクチン２回目接種が完了しておりますが、今回のような「ブレークスルー感染」を目の当たりにし、感染力の強さに脅威を感じております。

今後も感染予防対策はもちろんの事、万が一の感染発覚に関し最大限の対応で被害を食い止めることができるように職員一同努力して参りますので、感染防止に対する住宅運営に引き続きご理解ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、この度の当住宅の感染につきまして、札幌市保健所のご担当者様には大変親身にご対応いただきまして感謝申し上げます。また、度重なるPCR検査検体採取にご協力いただきました訪問看護事業所様にも厚く御礼申し上げます。